僕には発達障害があり、精神障害者でもあります。
そんな僕だからこそ言えることがある。
それは、ネットビジネスにおいて、スマートでなくても、しかし愚直に前進することで、健常者が到達できない領域に辿り着ける可能性があるということ。
そして、愚直な姿勢が僕らのビジネスでいかに強力かについてお伝えします。
おそらく、あなたにもやりたいことや実現したい夢があると思います。
しかし、夢を叶えるには、具体的な行動が必要です。
では、どうやって夢を叶えるか。
その方法がネットビジネスです。
僕にとってビジネスは生活を変える手段であり、ネットは私の夢を現実にしてくれたビジネスの基盤です。
今回は、僕の考えるネットビジネスの肝、SNSについて述べます。
ゴリアスは、YouTubeやブログでの収益を中心に音声配信やKindleなどで、わずかながら毎月お金を稼いでいます。
情報発信が武器ですが、一番得意なのはライティングです。
新聞記者を7年半、フリーライターの経験と、大企業のSNSの中の人を経験していて、文章についてはずっと学んできました。
このように言うことで、まるで言葉の魔術師のように思われたくはないんですが、一応プロとしての自覚があります。
その一方で発達障害があり、30代でうつ病を発症し、その後、双極性障害と診断され、精神障害2級という称号があります。
ちなみに精神障害2級は、完全に一人では正しく生活が行えないような状況を指し、働くことについてはドクターストップに近い状況です。
しかし、これらの制約にもかかわらず、SNS上で少し僕が目立てているのは、狙って影響力を獲得してきたからです。
SNSにおいて、影響力という考え方は非常に重要だと思っています。
影響力は、自分の言動が、人の言動や思想を動かしてしまう力のことで、この力こそが、インフルエンス力と言っていいものです。
例えば有名なYouTuberが何かを紹介したら、バズるという現象が起こり、社会を動かしてしまう。
この力を得ることがあなたの生活を変えることに全く影響がない、という人はいらっしゃらないと思います。
要するに、僕がビジネスにおいて重要視しているのは影響力である、ということです。
では、ネットビジネスを行う上で最も大事なことは何かについて考えていきます。
SNSは、影響力があるほどその力と意味を増します。
ただし、影響力とはフォロワーの数とイコールではありません。
闇雲にフォロワーが多いからといって、それが影響力が強いとはなりません。
あなたが行いたいビジネスについて関心のある人、あなたに対して関心のある人が、フォロワーの中に何人いるか。
これが影響力の正体です。
このような、あなたの影響力が通じる人を増やすというのが僕たちが常日頃行うべき作業です。
SNSの最大の特徴は、自分に関心があり、自分のビジネスを応援してくれる人を見つけやすい、作りやすい、というところです。
エックスなら、かなり早い段階でいい関係を構築することができますが、その方法を三つのポイントにまとめて紹介します。
ポイントの一つ目は、自分のやりたいことや理想を知ってもらうことです。
これによって、あなたのビジネスについて共感してもらえる人だけが集まってきます。
がっさりフォロワーを集めなくても、最初からあなたのことを応援したい、という人だけが、あなたのフォロワーになってくれるということです。
言い換えればブランディングです。
これを実現するためには、あなたは何がやりたいのか、どうしてやりたいのか、理想形はなんなのか、という自分に対するベクトル。
そして、誰に対して何をしたいのか、どんなことをしてどう変わって欲しいのか、という相手に対するベクトル。
この両方を自分の中で構成するべきでしょう。
難しく言い換えれば、あなたのコンセプトはなんですか?
ということですが、具体的に誰に何を行って、どうなってもらいたいか、はスラスラと言えないといけないと思います。
二つ目のポイントは、毎日認知をとり続けるということです。
SNSでは、あなたのやりたいことや理想が勝手に広まるということは、まず望むことができません。
あなたのことを知らない人に、あなたのビジネスに共感してもらえる可能性はありません。
つまり、SNSで戦う以上は、毎日認知をとり続けるというのは、最初の一歩であり、これ無くして、何も始まらないと言っても過言ではありません。
最後に三つ目のポイント。
それは、ビジネスへの入り口を用意するということです。
大概はトップに固定しているポストがその入り口ですね。
ここまで説明した一つ目のポイントは、何を売るのか、二つ目のポイントは誰に売るのか、という話でしたが、三つ目のポイントはどうやって売るのか、という話です。
あなたのやりたいことが明示されていて、その上であなたやあなたの行っていることに共感する人が集まってきているわけですから、ビジネスへの入り口を作ってあげれば、人が入ってきてくれるということです。
多くの方が、集客はできているのに、何を売りたいのか、どうやって売るのかを考えていないせいで、無駄にフォロワーばかり増やしているパターンにおちいっています。
では、ここから僕の場合の具体的な話をします。
何者でもなかった僕は、2019年から徐々にSNSで影響力をつけていきました。
これらはたまたまそうなったわけではなく、狙ってそのようにしました。
それまでYouTube、エックス、ブログなどを行いながら、どう振る舞えばいいかについて考えてきました。
結論は、地味で当たり前のことを愚直にやり続けるということです。
特別にレベルの高いことをするんじゃなくて、誰でも知ってる基本を繰り返す。
多くの人は効率を求めて、もっと楽にやる方法はないか、とか、もっと抜け道はないだろうかと、賢く、頭を使って行動するんですが、僕の場合はその全く逆に行って最もバカなやり方、愚直すぎるやり方をとことんやり抜きました。
裏道を見つける賢いやり方をハックするという言い方をする場合がありますが、僕にはハックを見つける能力もなければ、ハックを実行する実力もありませんでした。
この愚直なやり方はもしかしたら間違っているのかもしれませんが、僕が、とことん行動しているということは誰の目にも明らかだったので、ちょっとずつファンを得られてきたことも事実です。
最後に、重要な要素をお伝えします。
現代のネット検索でも簡単に出てこないのは、経験と解釈です。
自分で努力した経験のない人は、教えるという立場に立ったとしても、伝えられることは表面上の「意味」ぐらいしかありません。
また、独自の解釈というのも、多くの場合、豊富な知識と経験に基づいたものです。
例えば、溺れるものは藁をも掴むという言葉があります。
ネット検索では、普段なら取り合わないような、頼りないものにでさえ、助けを求めてしまうことの例え、という「意味」が出てきます。
ところが、本当に努力したことがある人の中には、この言葉をとても前向きに考えている場合があります。
これはポジティブに考えれば、最後まで絶対に諦めない前向きな姿勢ともとれるんですね。
諦めないと、決めると、やれることを思いつくものです。
そういう意味では藁を探して掴みに行くのも大事なことかもしれませんよね。
このような経験と解釈が人と違うことが、あなたの魅力となり、あなたを信頼する理由になります。
このような経験と解釈とは、日々愚直に努力して知識を蓄え、様々な経験を積み重ねなければ出てこないものです。
また普段から抜け道ばかり探している人が、高尚な解釈を披露したところで「お前がいうな」となりそうなものです。
もちろん何かの裏道を見つけることが得意なハック系の人を否定するわけではありませんが、ハックはあくまでハックであって、本質ではありません。
最後にまとめます。
SNSで成功するために欠かせないのは、あなた自身のブランディングです。
普段のポストでどのような活動をしているか、得意なことやこだわりを明確にし、自分が何者かを伝えることで、フォロワーさんがあなたをより理解しやすくなります。
自分の得意な分野や経験を惜しみなく共有し、フォロワーさんとの信頼関係を築くことで、あなたの影響力が拡大します。
また自ら経験し、その経験から得た独自の解釈こそが、あなたを他者と差別化し、信頼される要因となります。
あなたがこれまで築いてきたもの、そしてこれから築いていくもの。
それら一つ一つが、あなたをより魅力的に、信頼される存在にしていく礎となります。