単純作業は
嫌いな方なんだけど
いざやるとなると
スピードを競ってしまう
タイプの
ゴリアスです
よろしくお願いします
人間、
経験した方がいいことと、
経験しなくてもいこと
があると思います
僕にとって
就労継続支援A型の時代と
企業の障害者枠での仕事は
経験しなくても
よかったかなあ
と思ったりしています
A型のお仕事は
基本、単純作業でした
黙々と、淡々と
時間きっかり
「作業」をします
そこでもらえる「工賃」は
いわゆる最低賃金です
最底辺のお仕事を
最底辺のお給料で
頑張って働くこと
それは
僕にとっては
地獄のような
労働体験でした
4時間ぐらい
ならやりますよ
1ヶ月に1日だけなら。
こんなことを20日間
毎日のようにさせられて
その代わりに
僅かなお金をもらう
「僅か」を
具体的にいうと
満額でも、せいぜい
8万円ぐらいです。
実際には
体調が不安定な時は
満額もらえないわけです
初任給でも20万弱は
もらえる気がしますが
まあ、僕らは障害者なんで
というか僕は、
障害者というより
犯罪者になったのかと
思いましたね。
もちろん、周りの人は
「普通」の人ばかり
スタッフの人たちも
めちゃくちゃいい人ばかり
だけど
そこで行われているのは
奴隷のような労働でした
僕はもういい大人だし
知識も経験もあるわけで
タオルを畳む仕事とか
缶バッチを袋に入れる仕事を
楽しむことはできなかった
プライドとか
そういうことではなく
自我を捨ててまで
数万円を欲しくはなかった
ついに
そこから抜け出して
今度は企業の
障害者雇用にきました
今度は、
屈辱の毎日でした
障害者雇用といっても
精神障害者を雇用する
体制なんてないんです
僕は自分のトリセツを
丁寧に作って提出
しましたが
異動があっても
引き継ぎもされず
理解者はいません
終始、哀れみと
さげすみの目を向けられ
子供を相手にするような
態度をとられました
一番しんどかったのは
まだ入社したての
20代前半の女性に
バカにされ続けたこと
出会って早々
僕にあだ名をつけ
意味もなく
僕の意見を
ことごとく否定し
提案に対して
手を叩いて笑う
僕は何度も
涙を流して
それでも這いつくばって
仕事を続けましたが
ついに心がポッキリ折れて
出社できなくなり
仕事を辞めました
元々
仕事で心を病んだ
僕ですから
もう2度と
仕事で心を壊さない
と決めていましたが
結局、
再び大きく病みました
こんな経験なら
しなくてもよかった
そう思いますね
だから、
もしこれを読んでいて
A型事業所がしんどいな
B型事業所も行きたくないな
障害者雇用も大変だな
と思うのであれば
「労働」以外で
収入を得る方法を
探していくべきだし
なんなら
1日でも早く
実行していくべきだと
思います。
今回はこれで終わります
よろしくお願いします
ゴリアスでした