最近、
「また4月が来てしまう」と
少し身構えていた自分がいます。
ゴリアスです
よろしくお願いします。
春って、
不思議な季節です。
「始まりの季節」
って言われるけど、
実はとても
ストレスフルな季節でもあります。
僕自身、
発達障害・精神障害を抱えて生きてきて、
4月はいつも苦手。
周りの人たちは、
進学、就職、異動、新生活……
なんだか希望に
あふれているように見えますよね。
でも、
僕の中には焦りと
不安だけが渦巻いていたりします。
「今年は何かを変えなきゃいけない」
「動き出さないと、取り残される」
「みんながやってるから、自分もやらなきゃ」
そんなふうに、
「春」という言葉の
プレッシャーに、
押しつぶされそうに
なっている自分。
でもね。
最近ようやく
わかってきたんです。
4月だからって、
走り出す必要なんて
どこにもない。
新年度が始まると、なぜか
「準備ができてて当然」
みたいな空気がありますよね。
でも、僕たちは、
「そもそも準備する
体力すら足りない日がある」
ということを、
忘れてはいけないんです。
不安定な時期に、
自分を無理やり変えようとすると、
余計にしんどくなります。
だからこそ、
「4月に何もしない」
という選択肢を
堂々と取ってもいいんです。
何もしないどころか、
生きてるだけで、
すでに十分頑張ってる。
誰よりも丁寧に、
毎日を生きているんです。
むしろ、
誰よりも多くの
「見えない戦い」をしてるんです。
そこは自信を持ってください。
人と会うだけで疲れる。
予定が変わると混乱する。
些細な言葉で落ち込んでしまう。
そんな戦いを、
毎日ひとりで乗り越えてる。
それを
「何もしてない」だなんて、
言わせてはいけない。
春に動き出せなかったら、
夏に始めればいい。
夏もダメなら、秋からでいい。
それでも無理なら、
冬眠して春を待てばいい。
僕たちには、
「焦らない権利」
があります。
どうか、
自分を責めないでください。
「新しいことを始めない4月」
だって、立派な選択なんです。
この春、あなたが
無事に生きていてくれるだけで、
とても嬉しい。
少なくとも僕はそう思っています。
それでは、またメールしますね。
よろしくお願いします
ゴリアスでした