食事の時に
「どの順番で食べようかな」と
軽く迷った挙句、一品ずつ
平らげることが得意な
ゴリアスです
よろしくお願いします。
今日は、
発達障害における
「できる」と「できない」の間にある
「できるけど疲れる」という状態について、
僕自身の体験を交えてお話しします。
僕の場合、
この「できるけど疲れる」に
含まれるのは、
服を着替える、姿勢を正す、
歯を磨く、風呂に入る、
といった日常的な作業も多いです。
一見当たり前のことの
ように思えるこれらのことで、
実はかなりのエネルギーを
消耗してしまいます。
例えば「
姿勢を正す」ということ。
授業中や仕事中、食事中など、
姿勢を正している方が
適切な場面であっても、
ふと姿勢を崩してしまい、
悪い印象を与えたり、場合によっては
怒りを買うこともあります。
「姿勢を正すのは当たり前」
「そうしないのは
ふざけているかサボっている」
と感じる人が多いかもしれませんが、
僕にとって姿勢を正すことは、
できなくはないけれど、
ものすごく疲れる行為なんです。
僕の小さい頃の写真は
大抵、何かに寄りかかっています。
それぐらい、
体を正しくキープすることが
楽じゃないんですね。
他にも、
「できるけど疲れる」ために、
周囲の定型発達の方々から
理解されにくいことがあります。
では、
そんなときにどうしたらいいのか。
僕が考えるのは、
「僕にとってはしんどいことなんです」
とはっきり伝えることです。
中途半端に「できなくもない」状態で、
「疲れるけど仕方なく従おう」とすると、
疲労がどんどん蓄積してしまいます。
だからこそ、まずは
「辛いこと」として
宣言することが重要だと思います。
「それができたら苦労はない」
と言われそうですが、
その苦労をすることで、
人生が快適になるのは
間違いありません。
少しずつでも、
自分の限界やしんどさを
言葉にして伝えていくことで、
周囲との関係性も変わり、
自分自身が生きやすくなるはずです。
あなたにも、
「できるけど疲れる」ことがあるなら、
その辛さを一人で抱え込まず、
少しでも周りに伝えてみてほしいです。
それでは、またメールしますね。
よろしくお願いします
ゴリアスでした